≪『希ト喜と』が考える【一村一栄】 ≫
農業を主にする地域の人々全体が栄えるのが真の【地域創生】

このページのご案内
弱い者が淘汰される 地域創生の【具体策】 念ずれば花開く 私の【一村一栄】
   
【弱い者が淘汰される】
いつの時代も繰り返されて来た厳然たる事実。

今、日本の人口減少が急激に進み高齢化が加速している。
「結婚しない族」「結婚できない族」が増え、「子供に恵まれないカップル」が多い現実と趨勢。
この背景は様々だが、原因対応の的確な現実的な施策がされない現状では歯止めがかからず
中山間地域の高齢化による地域の衰退は加速するばかり。
やがて全国で集落が次々消えていくだろう。
政府は「地方創生」と意気込んでいるが、肝心の当事者地方はどうだろうか。
今は何とかなっている現状の中で、「消滅危機は分かっているが、お上が何とかしてくれるだろう」
というのが大方ではないかな。
私は「地方の課題は地方が真剣に取り組まねば最適な解は得られない」と思っている。
高齢化が進む中山間地で農業の再生は容易ではない。
「地方創生」と言われて「そうなんですが…」じゃぁ何も始まらない。
「それぞれの地域に適した【地域創生】の自立意識」が無ければ衰亡・自滅あるのみでしょう
厳しい社会傾向下、「気づき」も「ひらめき」も無く、決断と戦略、そして継続実行が無い地域は
淘汰され消滅していくのみでしょう。
成熟しきった今の日本。
多くの人が踏み台にされている中で、「経済、経済。景気回復…」と、ひたすら唱え、
更に一部の人、一部の企業の利益を優先する施策に
国民多数の「穏やかで広範な幸せ」があるとは到底思えないのだが。

******************************************************************************************
   

地域創生の【具体策】

(あくまでも当面策の一例に過ぎないレベルだが。)
需要があり、高齢でも栽培継続可能な作物は何か?
当地の環境条件での可能性を検討する。
◎需要がある。
◎高齢者でも無理なく栽培できる。
◎出荷期間が長い。
◎栽培技術がやさしい。
これら「ビジネスの3要件」 : 規模・継続性・採算性 を満たし、
「高齢化にも栽培対応できる品種」は何か?
生・快・縁 『希ト喜と』が提案する 地域創生の【栽培品種】
➠ イチジク です。
イチジク特産化の【メリット】
・栽培継続が容易
・育成期間3年と短い
・設備費が少ない
軽労働で高齢者にも適す
・収穫期間が長い (夏果、秋果で延べ6か月)
・加工食品が多い
  → 干しイチジク、ジャム、ジュース(まだ無い?)、アイスクリーム…

どこでも、誰でもできる作物だから競合懸念は大きい。そこでどう経営を強化していくか。
検討すべき課題は多いがやりがいも大きい筈。
「傷みやすい」欠点のある果実ですが、日本一の産地愛知では「売れだすと止まらない」商材と言われ
東京大田市場でも「無くてはならない品目」と期待する声もある程という。
(そこには「選果の徹底」など厳格な品質管理がある由。)
➠参考ページ:「イチジクの魅力」 、 「夢のあるイチジク産地をめざして
実際に「地域の特産化」を成功させるには
品種特性と地域の環境適合性:品種選定、厳格な品質の維持、市場開拓、など多くの克服すべき課題が
多く出てくるでしょう。
それらを乗り越えてこそ本当の「地域創生」が可能になると思う。
縮む中山間地を「若者が幸せになる」集落に作り変えるのは「知恵を実行する高齢者」ではないだろうか。
   
念ずれば花開く  : 熊本県出身の詩人、坂村真民(さかむら しんみん)という人の詩の一節に出てくる言
>ただ念じていれば、じっとお願いをしていれば、夢がかなうという意味ではありません。
 この言葉の本当の意味は、
何事も一生懸命に祈るように努力をすれば、自ずから道は開ける
夢や目標がかなう、という意味です。
 また、「念」という字を分解すると「今」と「心」になります。
これは「目の前にある事を一生懸命やる」ということです。
言葉を換えて言えば「実践」することです。
「念」とは、「今の心」であり、「今、目の前にある事を一生懸命やること」を表しています。」

******************************************************************************************
「地方創生」つまり、【地域創生】とはこの事。
一部の者だけが好い思いをするのではなく、
地域の皆が栄える」という目標を持ち、「一生懸命努力する」気概が無ければ、
いつまで経っても【道】は開けませんね。
その手段がそれ程難しいものでなければ着手するに躊躇するには及ばないでしょう。
「気づき」と「ひらめき」はスタートポイント。
難しいのはビジネスとして「経営」にする事。
品種特性と地域の環境適合性:品種選定、厳格な品質の維持、市場開拓、など多くの克服すべき課題を
克服する執念が求められる。
そこで、「念ずれば花開く」の思いが支えになりますねぇ。
私の提案がきっかけで、「いちじく地域」があちこちにできると利益独占が損なわれると思う人が居るかもしれない。
でも、人間社会=競争社会。
競争に勝ち残る努力が重ねられ、一層の「いちじく社会」ができれば好いじゃぁ有りませんか。
果ては【いちじくの国ニッポン】になれば好いですねぇ。
   
私の【一村一栄】
ペンより重いものを持ったことが無い?元サラリーマン。
ちょっと畑仕事をしただけですぐに腰が痛くなる非力男。
健康に留意はしているものの、寿命の程は分からない。
そんな頼りない現実にありながら、これからの個人的希望残余を次のように考えている。

******************************************************************************************
   

健康野菜と運動」を続け【健康長寿】で身内や他人に介護の負担を掛けない生涯を。
まずは80まで就農
それには
◎ 「絶対無理をしない」。
◎ きつい仕事はその目的を整理してみて、「他に楽な方法は無いか」と考え試してみる。
◎ 好きな野菜に集中する
◎ もっと効果的な施肥方法はないか?
➠運悪く認知症に罹る事の無いよう「あれこれと考える農業(「農業は理科)」を続け、
何とか実現したいものです。
  80過ぎたら比較的作業容易な果樹に縮小
「色々考え、その中から一番簡単一番効果的なものを実行する」。 
だから、【農業は理科】なんですよね。
【一村一栄】策。 ここではイチジクを採り上げたが、私は山芋も推奨します。
自然薯よりも「山芋」(短形自然薯)です。
その訳は?

ランドセル俳人の五・七・五  いじめられ行きたし行けぬ春の雨 --11歳、不登校の少年。
(小林凛君。よくがんばったなぁ!)
 へ戻る